「おなかが空いていないのに甘いものが欲しくなってついついお菓子に手を出してしまう…」
「身の回りに甘いものないと落ち着かない…」
こうした状態にハマってやめられない状態は糖質依存症です。
●糖質とは…
糖質には、
食物繊維を含む「炭水化物」
食物繊維を除いたデンプンなどの「糖質」
さらにはブドウ糖や砂糖などの「糖類」
という3つの分類があり、甘いものの正体は「糖類」にあたり、中でも最も身近なものが砂糖です。
つまり、
糖質依存症 = 砂糖依存症

●なぜ砂糖にハマってしまうのか…?
そもそも砂糖の主成分である「ショ糖」は、ブドウ糖と果糖という単純糖質が2つ繋がった物で。非常に消化吸収が速く、ほとんど消化システムを必要とせず速やかに体に吸収されて血糖値が上がります。
食べ物が豊富ではなかった時代、砂糖は極めて効率的なエネルギー源だったので、長い飢餓環境で本能的に甘いものを求める脳の回路が作られたと考えられています。
明治以降、精糖技術が進み、貴重だった砂糖が大量に摂取できるようになり、砂糖依存症が蔓延してしまったからと言われています。
~続く~